障害年金
障害年金をもらっていることは周囲に知られてしまうのか
1 障害年金と周囲の理解
障害年金は、病気や怪我が原因で働くことができないか、支障が生じたときに、現役世代であっても受給できる年金であり、生活の支えになるものです。
しかしながら、障害年金のご相談を伺っていると、「障害者」と思われることが心配なので、周りには知られたくない、とおっしゃられる方もおられます。
ご本人が話さない限り、他人に障害年金の受給を知られる可能は低いのですが、様々な事情により、一部の方に知られてしまう可能性があります。
2 同居の家族
障害年金の申請自体は、ご家族に伝えないまま申請することもできます。
しかしながら、障害年金の裁定請求を申し立てた場合、年金証書や不支給決定通知はご自宅に郵送されます。
このため、ご家族が年金証書などを受け取ることにより、障害年金を申請したことを知られてしまう可能性があります。
3 会社関係者
ご本人から申告しない限り、勤務先に障害年金の受給を知られることは原則としてありません。
ただし、傷病手当金を受給中または受給される予定がある方は、注意が必要です。
傷病手当金は、障害年金との関係で併給調整がかかるため、申請書類の中に、障害年金を受給しているか記載する欄があります。
このため、会社に傷病手当金を申請してもらう場合には、人事担当者を通じて、会社関係者に障害年金のことを知られてしまう可能性があります。
4 障害年金の受給に関するご相談
障害年金を受給することができれば、貴重な収入源となるため、生活状況は改善するはずです。
一方、障害年金の受給について周囲に知られないかなど、申請にあたり不安に思うことも多いことでしょう。
私たちは、障害年金について多くのご相談をいただいており、豊富なノウハウを有しています。
障害年金の受給を希望される方は、私たちへご相談ください。